- HOME
- BLOG
ブログ
2019/10/16 17:03
Cさまのエネルギーのキーワードは「現実」「3次元」の学び。元々、地球と比べてかなり高いレベルの世界観(金星のような)から地球に降りてきた魂で、たいへん面白いことに霊的探究者とレベルの高い貴族階級の役割を代わる代わる演じておられます。
今出てくる中で一番古いイメージは、紀元後の平和な時代のローマ貴族の男性。大きなお屋敷に沢山の奴隷を抱えた家に生まれ育ち、働く必要もなかったため、毎日友人を集めて哲学の討論をしたり、自分が作った詩や歌を披露して、知的レベルを鍛えて楽しんでおられたようです。50歳前後に多分、内臓機能が弱りはじめたことが原因で、衰弱しておくなりになられております。
次に出てきたのは8世紀前後くらいの、小さいけれども格式ある修道院を運営する男性。豊かな貴族の援助により素晴らしいイコン作品が数点あるのが、この修道院の誇りだったのですが、国より「聖像崇拝禁止」令が出て、彼にとっては命より大切な聖像が、心無い軍人たちに破壊されてしまいました。これがCさまの過去生の大きな傷になっており、現在の「人に対する異常な警戒心」につながっていることと思います。
その他には「平安時代の公家出身の奥様」「ドイツのキリスト教系修道女」「オーストリアの貴族女性」などを経験しておりますが、全般的に共通しているのが、あまり経済的に困窮したことがないこと、また、美術・芸術・哲学・文学など、この世の高いレベルの教養的側面を全て学び取りたい(魂的には「復習したい」)と希望しておられるのですが、あまり科学的なことには関心がないようです。
今回の人生の目的は一言で言うと「ディセンション」。霊的側面と教養をあまりに磨きすぎて、上流の貴婦人のような品格をお持ちですが、一般人の気持がわからなくなってしまっているため、あえて、これまでの生活レベルを捨てて、「ふつうの人生」を体験しに来られたようです。
ですので、Cさまの今回の人生は、きっと、人と接して良い意味でも悪い意味でもびっくりすることが多く、若い時期は対人関係において「失敗した」と感じられる経験がもしかすると多かったかもしれません。でも、もともとの意識レベルは大変高い方でいらっしゃるので、これまでの過去生で培った上質な謙虚さ、知性、理性で挽回されておられることと思います。
今後の課題は、今でもかなり同世代の同性からの嫉妬を受けやすい傾向にあると思いますので、「逃げずに」逆にそれを肚を括って受け止める・逆に居直るというと言葉が悪いのですが、「毅然」としたほうがもともとお持ちの権威が出て、お相手の方々もある意味で納得がいくか、つっこみ所がなくなるので、意外と嫌われずに解決に導かれることと思います。他の方にはこういった態度は勧めませんが、Cさまには大変有効かと思います。。ご参考いただければ幸いです。